お寺のたけのこ
ここ可睡斎の典座(てんぞ)和尚が飛び込んできた
汗びっしょりで 土まみれ 手には大きなたけのこ
曹洞宗本山 総持寺で料理長(典座)を任された小金山泰玄老師
この時期になると韋駄天よろしく、活き活きと山野を駆け巡る
採れて!一時間以内に炊いてよ!まずくなっちゃうから!
そう言いおいて、月光仮面の如く、さっそうと去って行った
うまい!! 本当に美味しい。採れたてを飾らず食べる贅沢
今年は 牡丹まつりも自粛気味の対応らしい
開けてはいるが 大々的な呼びかけはしないでおくらしい
パンフは既に刷り上がって配っているが 自粛自粛
このたけのこ、椎茸、ジャガイモの精進コロッケ
和尚の炊いた小豆の大きめのぼたん餅が春を彩る
いつもすぐ売り切れ状態だったが 今年は手に入りやすいかも
禅寺の門前で商売させていただいて
精進料理の達人に あれこれ教えをいただけるありがたさ
料理の手ほどきではないが 気持ちの持ち方が店を支えてくれる